富士山、世界遺産へ登録決定 三保の松原も

カンボジア・プノンペンで開かれているユネスコの世界遺産委員会は、22日午後、富士山の世界遺産への

登録を決定した。

距離が遠いなどとして除外を勧告されていた三保松原を含めるかどうかが焦点となった。

各国からは松原からの景観は文化的価値を持つとして除外に反対する発言が相次ぎ、逆転を勝ち取った。

静岡ではまさかの大逆転に驚いている。

地元、静岡・富士宮市では登録の喜びに沸いている。

富士山のふもとに位置する静岡・富士宮市の市役所前では、富士山世界遺産登録決定の一報を受けると、

集まっている多くの人たちから、大きな拍手が上がった。

記念のセレモニーが行われる予定となっている。

午後5時半現在は、記念のセレモニーを前に、多くの人たちが集まってきていて、

これからくす玉割りなどが行われる。

会場では、世界遺産委員会のインターネット中継の様子が放映され、

遺産への登録が決まると、会場からは大きな拍手が上がった。

22日は、富士宮市では、正午から事前のセレモニーを行っていて、

世界遺産登録へのムードを高めていた。

世界遺産の登録までは、足かけ20年。

地元にとっては長い道のり、そして長年の願いで、今、地元は大きな盛り上がりを見せている。

これまで何回も行ったことのある地元が世界遺産に登録されてうれしいです。

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